◎TCP PRESS 取扱書籍 ［解説］倉石 信乃 ［仕様］312×232mm／上製本／144ページ ［発売年］2003年6月10日 ［ISBN］4-88773-010-1 ［発行］冬青社 ---------- …筬島孝一の写真は、裏庭の多様な様態を捉えている。（中略）それらの写真には、私たちがふだん秩序を見ようとするところで、無秩序がぬっと顔を出す。逆に、一見無秩序な物の散らばりのなかに、一定の秩序が行き渡っていることが得心される。筬島の固執する裏庭の写真には、「目の予断」を帳消しにする何かがある。それは、私たちがたぶん「現実」という名で知っているはずのものであり、作者はかかる現実が移行する時間とともにあることを示唆している。（倉石信乃） ---------- ● 筬島 孝一 1954年、大分県竹田市生まれ。1996年に東京綜合写真専門学校研究科を卒業する。1995年、ギャラリー・ルデコ（東京）にてグループ展を開催。1997年、銀座ニコンサロンにて写真展「裏庭考現学」を開催。その後、新宿ニコンサロンでは「別府における庭・考現学」（2001年）、「裏庭考現学II」（2003年）を開催する。また、1998年6月から1年間、大分書房発行『月刊おいたん」にて「裏庭考現学」を連載する。 ---------- 発送は【宅急便（ヤマト運輸）】です。